オートバイの聖地、日本のバイク乗りの憧れの場所、北海道!僕もそんなバイク乗りの中の一人で、北海道ツーリングを楽しんている北海道民です。
北海道は本州からツーリングに来る方も多く、人気ツーリングスポットがたくさんあります。しかし毎年、北海道外からくるライダーたちの事故も多く、せっかくの楽しいツーリングが台無しになってしまうかもしれません。
そこで、よりツーリングを安全に安心して楽しんでもらえるように意外に知らない北海道ツーリングの注意ポイントをお話したいと思います!
目次
北海道ツーリングで注意すべきこと
北海道は日本で一番大きい都道府県で、なんと関東地方の2.5個分もあります。そのため本州のツーリングの常識が通用しないことが多々あるので「大丈夫でしょ」という気持ちで走ると、残念な思い出になってしまうので注意してください。
警察が隠れている!?スピード違反の取り締まりに注意!
僕は東京から移住してきて5年目ですが、移住したての時にスピード違反で捕まって切符を切られたことがありました。
北海道のスピード違反を取り締まる警察は隠れていることが多いです。そして大きな国道ではない、あまり車が走っていないような道路にもいることがあります。
もちろん、スピード違反はいけないことですが、交通量が少ないからスピードを出してしまう、知らない間に20kmくらいオーバーしてしまうことはあると思うで、そこはぜひ気をつけてください!
北海道らしい太くて長くて信号のない道。さらに車なんてほとんど走っていない田舎道。
そんな道に隠れています。北海道外からくる旅行者さんはよく検挙されています。
捕まってしまったら、せっかくのツーリングや旅行が台無しになってしまうので…安全運転で!!
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バイクで転倒するかもしれない状態の悪い道路に注意
意外に知られていませんが、北海道は日本一アスファルトの路面状況が悪いと言われています。上の写真のように、道路のアスファルトが陥没していることがたくさんあります。
冬期間、北海道の路面はアスファルトは雪や氷に覆われています。それがだんだんと春に向けて日中に雪が溶けて、夜にそれが凍るを繰り返します。
そうすると、溶けた雪がアスファルトのひびに入って夜に体積が増して凍ってしまうのです。そうすると、そこが陥没してしまいます。
工事もしているのですが、間に合わないところもあっていきなり陥没した道路があるので注意してください。バイクで陥没部分を走ってしまうと、タイヤがもってかれてしまって危険なので気をつけてください!
初めて北海道の道を走ると必ずヒヤッとすることがあると思います。事故だけはしないように!!
北海道ツーリングのヘルメットはフルフェイスがベスト!
北海道ツーリングでは雨の心配はもちろんですが、一番の天敵は虫!!長距離の運転なので、雨が降った時はシールドでよけることができますが、北海道は虫が飛んでいるので、シールドは必須です。
特に虫の多くなる夏から秋は、信じられないくらい虫が宙を舞っています。
小さい虫だけではなく、コガネムシのような虫やトンボも激突してきます。素顔で当たると、めちゃくちゃ痛いのでシールド付きのヘルメットはマストです。
半帽も開放感があって気持ちいいですが、安全第一で!
北海道は気温の変化が大きいので注意!
北海道ツーリングをするならば、夏でも厚着をおすすめします。
例えば、5月の日中の気温は20度近くいきますが、寒い時の朝は2度…なんてことも。北海道は高低差がありすぎます。札幌と稚内では距離が約300kmあって気温も全然違います。道内広すぎ!
できれば、夏でも冬装備を用意していてもいいと思います。長距離走っているとどんどん体温が奪われていくので、薄手のインナーダウンはおすすめです。
また天気も、距離を走っているといきなり変わることもあるので、雨具は必須です。
バイクに慣れていない車の運転に注意
教習所の先生にも言われたのですが、北海道の人はバイク慣れをしていないそうです。当然、冬にバイクは走っていないので、他の都道府県に比べて少ないのも理由の1つかもしれません。
バイクの死角をわかっていなかったり、突然車線変更をしてきてひやっとすることが多いです。そのため、すり抜けについても特に気をつけてください。僕は車を優先させるようにバイクに乗っています。
ウインカーを出さない車がとても多いので、車線変更するときは、目立つように追い抜いた方がいいと思います。
ガソリンスタンドが全然ない!ツーリング中のガス欠に気を付けて!
ガソリンスタンドは閉まってしまうことが多いです。18:00に閉まってしまうところや土日休みのところもあります。(田舎あるある)特に日曜日は要注意!閉まっていると、次のガソリンスタジオまで100kmなんてこともあるので気をつけてください。
僕が乗っているフォーティーエイトはタンクが小さいので、長距離走るときは燃料を意識して走るようにしています。携行缶を持ったり、ガソリンスタンドを見つけたらこまめに入れるようにしてください!
当たり前のことばかりの話になってしまいましたが、北海道を長距離走る時は田舎を走る時は特に想定外のことも起きるので、準備をしっかりして気をつけて走ること意識することで、より楽しくツーリングをすることができると思います。
スマホの電波が届かないのは当たり前
北海道は電波のカバー率が2021年の今でもとても低いです。人が暮らしている場所はカバー率99%ですが、ひとたび町を離れると
なんてこともあります。信じられないかもしれませんが本当にすぐ圏外なんです。
鹿やキツネなどの野生動物の飛び出し注意
こちらの鹿は車のドライブ中に撮影した写真です。北海道で長距離を走ればほぼ必ずと言っていいほど野生動物に遭遇します。
主に、鹿・キツネ・狸・リスは1年を通して出会うことができます。そしてその動物たちは、容赦なく車道に飛び出してきます。
もしバイクで衝突してしまったらお互い無傷で済むことはないですし、ぶつからなくても驚いて急ブレーキしてスリップ、なんてことも。
動物に関しては運もありますが、とにかく注意しながら運転することです。そうすれば事前に気が付くこともできますからね。特に山道を走るときは気をつけましょう!
お尻の痛いのはシートのビニールカバーがピンピンに張ってるといたいですよ。シート外してホッチキスみたいな止めをはずして表面のシートカバーを緩くするとかなり良くなりますよ。