どうもOHAMAstyleの妻のオハマです。30年間東京で生まれ育ち、北海道へ移住してきて早2年目を迎えます。新しい土地に引っ越しをしてくると、方言問題って結構大きくないですか?
目次
北海道弁はどのくらい知ってますか?
私の住む地域は東北弁や大阪弁など、コテッコテのなまりはありません。これは、移住してきた私にはとてもありがたかったです。
だって一人だけ標準語を使っていたら新米者まるだし、方言を使うのてちょっと恥ずかしくて…北海道弁はかなり標準語に近いと思います。それでも、話しているとたまに??という単語が出てきます。
今日はあまり知られていない北海道弁について書きたいと思いまーす!
↓東京から北海道へ移住した記事をまとめました!↓
オリンピックで流行語!”そだねー”
「そだね〜」の使っている場面はテレビでもたくさん取り上げられているので、聞き慣れましたよね?!でもどうやらカーリング女子が使っている「そだね〜」はイントネーションがちょっと違うみたいです。彼女たちは若い世代と年配の方だとイントネーションも変わります。
「そだねー」で「ねー」で下がる言い方が若い子、年配の方は「そ↑だ↓ねー↑」となるみたいです。主に北見市の一部で使われるようです。
王道の”なまら”
これはご存知の方も多いですよね。北海道の有名な方言ですね。夫いわく、仕事場では年配の男性がよく使っているそうです。「なまら=とても」という意味です。
私自身、まだ”なまら”は使いこなせていません。いまだに「超ウケる〜!!!!」を使ってしまうアラサーです。
てんやわんやの”わや”
「なまら」に次ぐ使用頻度の高い北海道弁の「わや」。こちらは移住するまで聞いたことは一度もありませんでしたが、北海道の方は結構な頻度で使います。
「わや」の語源は、めちゃくちゃなさま。手がつけられないさま。収拾がつかないこと。無茶。てんやわんや。そう、てんやわんやのことです。
標準語で言うと「ヤバい」にかなり近いと思います。良い時も悪い時も使っている人もいます。「ヤバい」も両方の意味で使いますよね?
”ぼっこ”
こちら初耳。”ぼっこ”この単語に出くわすことはあまりないと思われます。だって意味が「ぼっこ=棒」だからです。笑
“どんぱ”
由来は不明ですが、普通に使われている「どんぱ」。これは本当に理解できません!意味は「同い年・同級生」とのことです。北海道でしか使われていない純粋な北海道弁です!
私の周りでは若者よりも30代より年上の方しか使わないイメージ。若い子は「タメ」って言いますよね!
“がさい(がっさい)”
北海道弁で「ダサい」や「かっこ悪い」などを意味する「がさい」。会話で使うときは皆、「がっさい」と言います!
“ばくる”
職場で雪かきをしていたら同僚から「スコップばくってあげようか?」と言われて思わず「え?」と困惑した私。
北海道弁で「交換」という意味です。「交換んこ」だと「ばくりっこ」に進化します!なんか可愛くてお気に入りの北海道弁です!
”ぺったらこい”
これをはじめて聞いた時、完全に頭の中は??となりました。ぺったらこいですよ?なんじゃそれ!!って感じしませんか?どんな会話の中でこのぺったらこいが出てきたのかどうしても思い出せないのですが。
「ぺったらこい=平べったい」初めて聞いた時の衝撃はかなりありましたよ。でもなぜか何度も使いたくなる単語。
”なんもなんも”
この方言。北海道の嵐が出演しているCMで相葉くんが「なんもなんも〜」って言ってるんですよ。このCMなんだかほっこりしていいですよ〜!
CM内容
嵐の相葉雅紀さんが北海道の居酒屋で飲んでいて「すいません。遅くまで」と言うと店の女将が北海道弁で「なんも、なんも」と言い、「あ、わりぃわりぃ」と遅れて来た大野智さんに今度は相葉雅紀さんが「なーんも、なんも」と言う、キリン一番搾り北海道づくりのCM動画です。
「なんも=気にしないで・大丈夫」これね、私結構好きなんです。なんかよくないですか?まだ使ったことはないんですけどね。笑 いつかは、サラッと”なんもなんも〜”言ってみたい。
”手袋をはく”
最初、これを聞いた時は、え?履く?着けるじゃなかったかな…あれ、なんだっけ。というように脳内はちょっとしたパニックになりました。そうなんです。北海道では「手袋を履く=手袋を着ける」なんです。東京にいると、寒い日しかめったに着けないけど、北海道では、手袋は必需品ですからね。
”ゴミをなげる”
これも衝撃でしたね。ゴミを投げちゃう?!え??ってなりました。
しかも、北海道の友人との会話で、私のプロポーズの時の話をしていた時に。私、頂いた指輪を驚きのあまり、テンパって車の中で投げる勢いで落としちゃったんですよ。それを面白おかしく話していたら、友人が急に真顔になったんですよね。友人は、婚約指輪を投げた?捨てた?なんてこと!!!!って思ったらしいです。笑
まさかプロポーズで頂いた指輪をその場で捨てることはしませんよ。笑 落とすのも失礼ですけどね。夫よ、あの時はごめん。
”いずい”
いずい?はて。うずくじゃなくて?うずうずするなら分かるんだけど…「いずい=違和感がある」
”内地”
「内地=本州」北海道内のことは”道内”と使います。東京も”都内”って使いますもんね。東京のことを本州という方も多いですね。
”つっぺ”
これも全然意味がわからなかった単語です。つっぺ?しっぺ?なんじゃそりゃー!!「つっぺ=鼻血が出た時に鼻に詰めること」この場面、大人になればなるほど使う機会ないですよね。逆に、北海道の友人に東京ではつっぺのことなんていうの?って聞かれたんですけど、鼻にティッシュ。そのまま答えました。笑 つっぺなら三文字で終わるから便利なの?ちょっと不明。
”ザンギ”
なんかの懺悔のことかと思いますけど、全然違うですよ。「ザンギ=鶏肉の唐揚げの一種」 このザンギがまたおいしいんですよね〜!!居酒屋さんでもザンギは定番料理のようです。東京では一度も見かけたことないな〜。ザンギ。何回聞いても不思議。
番外編 ”ママさんダンプ”
なんのことかわかります?”ママさんダンプ”って聞いてダンプカーを想像しちゃいません?でもダンプカーのことではないんですよ〜。笑
これは、雪かきに欠かせない道具のことなんです。”スノーダンプ”とも呼ばれるそうですが、みなさんママさんダンプって言ってます。力のない女性でも重い雪を運べることでそう呼ばれているようです。
それにしても命名した人すごい!!笑 名前の通り、ママさんダンプの威力はすごいです。これがないと雪かきがつらいのなんの。スコップで何往復しなくても、ママさんダンプがあれば一気に運べちゃいます!
まとめ
方言って面白いですよね〜。記事を書くのに方言を色々と調べたらまだ出会っていない方言たちがたくさんありました。これからどんなシチュエーションでこの方言たちに出会うのか楽しみです!友人との会話の中でわからないことを会話を中断して私が聞いても、教えてくれる友人たちに感謝でございます!そして、東京ではそうなんだ〜!!ってそんな会話が嬉しい時間でもあります。