こんにちはジョージです。ハーレーダビットソンのスポーツスターシリーズのフォーティエイトのオーナーになって1年が経ちました。
そして今回、初めてプライマリーオイルの交換をしました!ハーレーは手がかかるとよく言いますが、メンテナンスもカスタムもDIYすると愛着がわき、どんどん自分のバイクが好きになっていきます。
目次
そもそもプライマリーオイルってなんなの?
もしかしたら国産車しか乗ったことのない人は「プライマリーオイル」を聞きなれない人もいるかもしれません。僕もその一人でした!
プライマリーオイルはプライマリーチェーンを滑らかにするためのオイルです。さらにプライマリーチェーンとは、エンジンの力をミッションにつないでいるチェーンです(ハーレー特有)。
バイクには様々な種類のオイルが使用されていて、エンジンオイル・ミッションオイル・プライマリーオイルなどがありますが、一般的に国産車ではプライマリーオイルは他のオイルで代用できます。そのためハーレーのほとんどの車両は、プライマリーオイルの交換が定期的に必要になります。
スポーツスターのオイル交換は少しだけお得!
ハーレーのオイルは基本的に3種類を使い分けます。
- エンジンオイル
- プライマリーオイル
- ミッションオイル
しかしスポーツスターシリーズはプライマリーオイルとミッションオイルが一緒のため、エンジンオイルとプライマリーオイルの2種類の交換でOKです。
プライマリーオイルの交換時期と必要な量は?
プライマリーオイルの交換時期の目安は、僕はエンジンオイルの交換の2回に1回にしています。僕は3000キロ毎にエンジンオイルを交換しているので(マジメ)、プライマリーオイルの交換は6000キロに1回という計算になります。
他サイトで8000キロに1回や、1万キロに1回と書いてあることもありますが、プライマリーオイルのは0.95Lしか使わず、コストも安いので僕はちょくちょく交換するようにしています。
スポーツスターにオススメのプライマリーオイル『レブテック』
僕がおすすめするプライマリーオイルは「REVTECH (レブテック) ハーレー用プライマリールーブ」です。レブテック製オイルは、エンジンオイルにも使用していて、安価で使いやすく、他の方も高評価のレビューが多いので安心して使用できます。
今回は初めてのプライマリーオイル交換だったのですが、交換後500キロほど運転しましたが問題なく快適に走行できています。
スポーツスターのプライマリーオイルの交換方法
プライマリーオイル交換手順は画像の通り
- ダービーカバーを外す
- ドレンボルトを外す
- オイルを抜く
- オイルを入れる
- 試走
と、とってもシンプルで簡単です。作業自体は慣れれば15分程度で終わると思います。
さて早速交換していきたいと思います!
スポーツスターのダービーカバーの取り外し
まずはダービーカバーを外していきますが、僕の乗っているフォーティエイト以外のスポーツスターシリーズは少し面倒です。
アイアンなどのミドコンだと、ステップ周りが邪魔をしてダービーカバーを直接取り外せないことがあります。その場合左側(シフトペダル側)のステップを取り外さなければなりません。
フォワコンですと外すことなくダービーカバーの取り外しが可能です。
ダービーカバーをトルクス27で取り外します。ネジを外すときは対角線上にネジを緩めていきます。
ネジ穴が舐めらないように気をつけます。
カバーを取り外すと、内側はオイルでべとべとでした。
ドレンボルトを抜く
ダービーカバーを外したら、ドレンボルトを抜いて廃油を抜いていきます。ボルトを抜くとオイルが垂れてくるので先にオイルパックをセットします。
オイルパックは廃油をそのまま燃えるごみとして処理できて500円程度なのでおススメです。
ドレンボルトの場所は分かりにくいですが、ダービーカバーの真下についています。
工具は5/8”のインチレンチを使用します。
オイル抜きからドレンボルトの取付け
プライマリーオイルが出てきたら抜けきるまでの間に、ドレンボルトを取り付ける準備をします。これが少し面倒です。
ドレンボルトについているOリングとシールテープの交換
上の写真の黒いゴム(Oリングを)を交換します。専用のゴムリングがAmazonなどで売っています。僕は互換品を購入しました。
さらにボルトのネジ部分にシールテープを巻きつけます。僕はシールテープというものを知らなかったのですが、一般的に水道工事に使ったりするもので、ホームセンターでも水道コーナーに置いていります。ネジの溝から水分の漏れを防ぐためのものです。
価格は安いですが、5mは一生使い切れない量ですね。初めてシールテープを使いましたが、裏側に粘着性があるものではなく少し巻き付けるのに戸惑いました。
オイルが抜けきったら、ドレンボルト付近を綺麗にふき取り、ボルトを戻していきます。
プライマリーオイルを入れる
オイルを入れるための道具は色々ありますが(プライマリーオイル専用のものもあります)、汎用性の高いじょうごを一つ持っておくと便利です。
レブテックのオイルは丁度1本入りきる量で使いやすいです。ちゃんとオイルが抜けていれば1本ぴったり入ります。
あとは元に戻して試走!
ここまで来たら、ダービーカバーを取り付けて試しに走ってみましょう!
プライマリーオイル交換まとめ
これまでいろいろとカスタムしてきましたが、プライマリーオイル交換はとても簡単なメンテナンスでした。
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