東京から北海道へ車と一緒に船で行く！三井商船フェリー「さんふらわあ」の旅

こんにちは。先日ついに東京から北海道に無事に移住を完了させました、ジョージです。そして移住の際、東京から北海道に引っ越しついでに自分で車も三井商船フェリー『さんふらわあ』で輸送したので、紹介していきたいと思います！（ちょー楽しかったぞ）

北海道に移住して5年。東京育ちの夫婦が北海道に移住した理由から現在まで

2018年2月6日

出発地点と目的地

僕は車を持って、東京都から北海道の砂川市に向かいたいというのが目的でした。そりゃお金があれば車は引越してから北海道で買えばいいし、それがダメでも自分は飛行機で、車は別の方法で輸送すればいいんだけど。

でも僕にはカネがない。

ただでさえ海を渡る引越しにはとてもお金が掛かったので、少しでも節約したいわけです。というわけで、自分が車と一緒に北海道に行けば飛行機代は浮くでしょ！と考えました。
↓東京から北海道へ移住した記事をまとめました！↓

北海道に移住して5年。東京育ちの夫婦が北海道に移住した理由から現在まで

2018年2月6日

大洗発（茨城）苫小牧着（北海道）

東京から北海道に船で行くにはいくつか手段があるのですが、僕の調べた範囲で現実的な方法としては、

• 新潟〜小樽
• 大洗〜苫小牧
• 仙台〜苫小牧

この3つになります。

北海道は大きいので、北海道での目的地によって人それぞれですが、僕の目的地である砂川市は苫小牧が一番近いし、東京から大洗も近いので即決で「大洗発」を選択しました。

三井商船フェリー『さんふらわあ』

出典：さんふらわあ – Wikipedia

というわけで、ここからは実際に利用した船の紹介です。

さんふらわあで行く、首都圏・北海道の船旅 – 商船三井フェリー

出航時間

出航時間は、「18:30発」と「01:45発」の一日二回。夕方便は19時間で深夜便は18時間の船旅です。

僕は長〜い船旅をグッスリと寝て過ごしたかったので、夕方便を選択しました。

いや、本当は夕方便を選択した理由は他にもあるのだ…（こちらは記事の最後に…）

車一台・乗客一名の料金

車一台と僕一人の料金です。時期によって金額の差はありますが、僕の想像したよりもずっと安い値段でした。

ちなみにこれは僕が泊まった一番安い【エコノミールーム】の金額で、エコノミールームの他にも4種類の部屋があります。

運賃（2016年4月1日〜2016年9月30日） – 商船三井フェリー

エコノミールームについて

先にハッキリと言おう…。

「え？まじ？」という感情が、部屋に入った瞬間の正直な気持ちでした。ではエコノミールームの全貌を…。

「近くない？隣の人と近すぎじゃない？」って。わい、ビックリした。

まあ、僕のリサーチ不足なんですが、とにかくお金がかからないのが優先だったので文句はない、驚いただけ。不安なのは『イビキとオナラとヘンタイ』のみ。

各自決められた棚に荷物を置き、決められた布団が自分のスペースです。ちなみに布団はシングルの布団のちょうど半分くらいのサイズです。

僕は一番乗りで乗船したので、こんな写真を撮影することに成功。

部屋に入ってからしばらくすると、あることに気が付きました！ちゃんとみんな一つ間隔を空けて人が座ってます。出航時間になっても隣の布団は埋まらず。船自体は【満席】と案内されていたので、元々隣には人を入れないように調整されているのかな？

結果として、多少のイビキとオナラは聞こえたが、ヘンタイは存在しなかったようで安心して船旅を楽しめました。

※注：個室やファミリー向けのお部屋もしっかりあります。

船内での食事について

夕方便のさんふらわあにはレストランがあります。せっかくなので僕は食べ物は持ち込まないで、レストランを利用しました。深夜便はレストランがないので注意！！！！！

料金は朝食も夕食も昼食も少し高いです…。

朝食：￥1,050
昼食：￥800
夕食：￥1,900

しかし、セットで買うと最大で550円も安くなるので、2食以上食べるなら船内の食券機で予めセットで購入しましょう！ちなみに夕食も朝食もバイキング形式で種類も豊富でした。

驚くほどに美味しくなさそうな盛り付けで申し訳ないのです。まあ味の方も美味しくはなかったんだけども。安いビジネスホテルの食事くらいかな。

レストランの他にも売店でカップラーメンも売っていたしお酒も自販機で購入可能でした。

船内での暇の潰し方

この点は非常に良かった！まず船の娯楽施設が充実していました。

一日二回上映される無料映画館

夕方便には無料の映画館もあり、夜と朝に二回映画が上映されます。僕が乗った時は確か『ワイルド・スピード』が上映されていました。

大海原を展望できる大浴場

結構ちゃんとしたお風呂もあります。僕は混雑するのが嫌だったのと、早くリラックスモードになりたかったので、乗船後にすぐに大浴場に向かいました。しかし！！同じ考えの人が多かったのか、混んでいました…。

たまたま僕が船に乗る前に気が付いて受付で確認したのですが、『船にはタオルがありません！！！！』まじで注意です！！

乗船の寸前に気が付いたので、地元の人に近所のスーパーを教えてもらい無事にタオルを持ち込めました。ちなみに車で10分ほどの場所にあります。

ゲームセンター

僕はやりませんでしたが、ゲームセンターもありました。ただ半分以上がパチンコとパチスロだったのであまり利用者はいませんでした。

その他

テレビも何台もあり、お酒を飲みながらのんびりテレビを見ている人もいれば、海を眺めながらおしゃべりをしている人、マッサージチェアーをしながらくつろいでいる人も沢山いました。

おススメの船内での暇つぶし法

僕は一人だったので予め暇を予想して準備して行きました。それは「Amazon プライムビデオで映画をダウンロードしておく作戦！」

船が港を出ると基本的にスマホの電波はなくなります。たまに入っても4G回線でなく3G。それじゃ困るので、自宅のWi-Fiで映画をダウンロードしておきました。（賢いね、僕）お子さんが一緒の方はこれは必須だと思います。

しっかりイヤホンも持ち込んで、布団に寝っ転がりながらずーーーっとスマホで映画を観てました。

普段は利用しない方でも無料体験期間があるのでオススメです！

大洗港周辺の遊べるところ

港の近くで遊んでから船に乗りたかったので、僕は夕方便を選びました。港の近くには楽しそうなところが沢山ありましたからね！

めんたいパーク大洗

めんたいパークは明太子の老舗『かねふく』が運営している、明太子のテーマパーク！テーマパークと言っても無料で工場見学ができます。なにより、明太子のおにぎりが激旨でした。船の前の腹ごしらえに是非。

大洗リゾートアウトレット

http://www.oarai-outlet.com/index2.php

アウトレットと言っても、「なんだかなー」って感じのショボい施設です。ですが、北海道の田舎に移住するのでついでに何着か洋服を買って行きましたけども…。まあショボい。でも1時間位は遊べます。

アクアワールド大洗水族館

ここは凄いですよ。関東の穴場水族館！僕水族館が好きで関東の水族館はかなり行ったのですが、オススメです。サメ好きなら絶対楽しめます。

まとめ

というわけで、僕は無事に東京から北海道に車を持って移住に成功しました。初めての船旅だったので色々と不安でしたが、『さんふらわあ』は相当満足した旅になりました。

当然船は飛行機より時間はかかりますが、時間があるならば本当におススメできます。