日本各地の田舎には様々な移住者に対しての市や町の制度があると思いますが、僕が移住する砂川市の制度について紹介したいと思います。
お試し暮らし制度
The Official Sunagawa City Website -砂川市公式ホームページ- – 移住情報 すながわお試し暮らし詳細(抽選後)H27(企画調整係)
砂川市にはお試し暮らしと言って、市の所有している一軒家を1週間以上2ヶ月以内で貸してもらうことができます。
- 賃料は1ヶ月3万円で日割り計算(つまり1泊千円)
- 家具付き
- ネットは別料金
どう思います?激安ですよね?
まじで1日千円で一軒家が最大2ヶ月借りれちゃうんですよ!
僕の考え
当初、ここを借りる予定でした。
僕は3月か4月に引っ越しをする予定なのですが、家具を揃えたり、車探しなど現地にいないと面倒なことが多かったので、4月に引っ越しで、3月の1ヶ月間この制度を利用して生活の準備をしようという作戦です。
我ながら完璧な作戦!と思っていました。
そして砂川市役所に行って直接聞いてみようと、先に北海道に行っている妻に聞いてきてもらいました。
※そう、妻は先に北海道に移住しております。詳しくは過去記事を。
砂川市役所に聞いてみた
僕らの話、スケジュール、作戦を伝えたところ、役所の担当部署の方にこう言われました。
「すごく寒いですよ、家が古いので」
ショックでした。。
古くて寒い家を貸すのか…と。
つまりね、「寒いからやめたほうがいいよ?」的なね。
いや分かりますよ、寒いのは。雪国ですからね。で、古いのも仕方ないですよ。
地方でお金ないんだから、あったかい家を建てるなんてできないもの。
でも矛盾してるよね、お試し暮らし制度って名前の制度で集客してるのにさ、寒い家じゃ移住者集まらないよ?
ましては借りる前から寒いってネガティブなこといったらダメでしょ。
寒い家なら、寒い家で過ごすための知恵と技術を教えて下さいよ…僕なんにも知らないよ…。
って感じなので、説明は聞きましたけどこの制度を使うのは止めました。
すごい綺麗なんだけどなー。これ内装です。
この制度を利用している人たち
夏季は人気でなかなかの倍率の抽選を当てないといけないらしいんです。
だって1泊千円で泊まれるペンションみたいなもんですからね。
しかも1人千円じゃないぜ?1軒千円ですから。そりゃ人気になりますわ。
けど違うって。そんなの意味ない。まじで。本気の人が抽選落ちたら、住んでくれないじゃん。もー。
まとめ
市の制度っておかしいなって思うものが多い気がします。
人口を増やしたいと言って、本気で人口を増やす気があるのかなと思ってしまいます。
こんなに魅力的な街なのに、やり方を変えれば移住者は増えるかもしれないのに。
もったいない。
かなり愚痴っぽくなってしまいましたが、この制度を利用することを楽しみにしていたので残念です。
ただね、全国の旅人、放浪者、バックパッカーの方達には最高だよね。
僕の東京の家の近くの漫画喫茶は3時間千円だからね。
ここなら1日千円。漫画はないけど、家具もテレビも火もあるぜ。
今、僕の環境では利用価値がないと判断しましたけど、全国の田舎にこのような制度があるならチェックしてみてもいいのかも!
おしまい。
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