こんちには、久しぶりのブログ更新です。僕は約2年前から、親友と言えるほど仲の良い友人と働いています。2年間一緒に仕事をしてきて分かったメリット・デメリットを紹介します。
はじめに
まず友達と会社を起こすときに、友達を誘う側と誘われる側がいると思います。「一緒にやらない?」と言うか、言われるか。僕の場合は後者です。
友達に壮大な夢を語られて、その夢に僕も乗っかったわけです。もちろん誘ってきたのが彼じゃなかったら断っています。当時僕は新婚でしたから。
それだけ信用できる友達に誘われたってことです。
そして2年間山あり谷ありでしたが、今までなんとかやってきました。
メリット
白熱したディスカッションができる
これが最大のメリットです。「喧嘩」って言い方は悪いかもしれませんが、お互いに仕事のことでアツい議論が出来ます。極端な話、仕事の初日からだって言い争うことができます。だって友達ですから。思っていることをお互いに口にだすことが出来ます。
お互いが一つも不満がなくなるまで、納得するまで意見の交換ができます。つまり会社や仕事への不満はとても少なくなります。
得意なこと不得意なことが明確
「あの人はこれが出来るだろうか?」なんて考えることもないです。「これなら自分のほうが早いな。」とか「これは自分はできないからアイツに任せよう。」っていうのが瞬時にわかります。
就業時間外が楽しい
そりゃ楽しいわけです。僕の場合はずっと仲の良い幼なじみと働いていましたから。どんなに仕事でイライラしていても、煙草休憩やランチタイム、仕事の後は簡単に友達の関係に戻れます。
会社の将来のことや、夢なんかはずーっと話していられます。
デメリット
喧嘩がヒートアップしすぎる
これは人や性格によるかもしれませんが、「これどう思う?」から始まる会話がいつの間にか激しい怒鳴り合いに発展することが多々ありました。お互い手を出したら仕事の関係が終わるってことは感じていて(多分)、幸いそこまでは発展しませんでしたが。
友人関係だからこそ簡単に暴言も言えてしまうのがデメリットですね。
仕事のスキル・仕事量の差
これが辛かった…。『友達と会社をやると失敗する』という人はとても多いと思いますが、多分みんなこれです。
例えば、元同僚と会社を起こす人はお互いの能力を把握できてると思います。しかし友達と会社をやった場合はそれが分かりません。「こいつ凄い仕事出来るんだろうな。」と思っていたけれど実際には、そうじゃなかったってことはあり得てしまいます。
この感情が生まれてしまうと、色々なところで支障が出てきます。
給料は同じだけど圧倒的に仕事量に差があるってことは必ずあると思います。「どちらかが上司だったら良かったのに」と、何度も思いました。上司に言われるなら我慢できることが沢山あります。でも「なんで俺のほうが仕事してるのにお前と給料同じなの?」なんて言ったら、友人の関係すら終わってしまう気がして言えませんでした。
もちろん僕だけではなく相手も同じように思っていたかもしてません。
結局友達と会社をやるのはどうなの?
結局のところ自分次第だと思います。
どっちが良いなんて答えはでません。友達と会社をやって、友情関係が壊れてしまう人もたくさんいるし、仕事が成功している人も沢山います。ただ、一つもトラブル無しに成功するってことはあり得ないと思います。相手の良いところも嫌なところも受け入れて、仕事の時間はドライな関係を保ち続けることが重要だと思いました。
僕も言い争いばかりしている時期もありましたが、「受け入れる」という感覚を身に着けてから、仕事関係も友人としての関係もとても円滑になりました。それが出来ないでいると確実に相手を嫌いになってしまうと思います。
結婚と似ているね。
どれだけ仲が良くても、仕事中は仕事の関係を保つ。気を使うところは使う。すると普通に生活していたら経験できないほどに、楽しく仕事が出来ます。
だって友達と仕事出来るんだから。
おしまい。
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