こんにちはジョージです。ハンドル交換シリーズ第三段!今までやってきたハンドルの取り外しと、ブレーキホースの交換に続き、今回はグリップ交換編です。ハーレーのグリップ交換は覚えてしまえば、凄く簡単で誰でもできるカスタムですので、この機会にぜひチャレンジしてください!
では、さっそくやっていきます。
▼この記事の内容は動画でも紹介していますので参考にしてください!
目次
ハンドルグリップの交換方法
僕の乗っているフォーティーエイト(XL1200X)はグリップヒーターが付いていてそれを外すところからでしたが、今回の記事ではグリップの交換だけに絞って紹介します。
まずは左ハンドルのスイッチボックスを外す
まずはハンドルバーに付いている左側(クラッチ側)のスイッチボックスを外していきます。画像の赤丸個所のネジを二つ外します。
このネジはトルクス27を使用して外していきます。
ハーレー用のインチ工具などをまだ持っていない方は、デイトナの工具セットが安くて便利です!
次はスイッチボックスの上下についている二つのネジ。年式によって少し位置違うこともありますが(僕のは2013年式のフォーティーエイト)、大体この位置にあります。
このネジをトルクス25で取り外します。
このように通常はネジ4本で簡単にハンドルからスイッチボックスを取り外すことができます。
左のグリップもこの時点でスルスルっと抜けるはずです。もしラバーグリップがハンドルバーに接着剤で固定されている場合は、カッターなどで切り落とします。
外したスイッチボックスは負担のかからないようにそっと置いておきます。
左側のハンドルグリップを外す
カスタムグリップの場合は、スイッチボックスを外した段階でスルスルっと抜けるかもしれませんが、純正ノーマルのスポーツスターシリーズはハンドルに接着剤でグリップがくっついています。
その場合、カッターでラバーグリップを切って剥がしとってください。剥がした後、パーツクリーナーなどを使用して接着剤の跡を綺麗に掃除します。
右のスイッチボックスも同様に外す
右側のスイッチボックスも左と同じトルクス27と25を2つづつ外していきます。
右ハンドルは左側と違って、スイッチボックスはバーから外さないほうが効率よく作業ができます。また、無理に配線を引っ張ると断線の可能性があるので注意です!
アクセルワイヤーを緩める
一気に「え?大丈夫?元に戻せるかな?」な作業ですが、勇気を出してアクセルワイヤーを緩めていきます。
通常はゴムのカバーがかかっているのでカバーを上にスライドさせます。そして3/8インチのレンチを使って緩めていきます。
レンチは一つだけではうまく回すことができないので、2つ使いますが、インチのレンチを1つしかもっていなかったので、近かった10mmのレンチを使用しました。モンキーでも代用できますね!
アクセルワイヤーは2本あるのですが、両方緩めます。グリップ交換後元に戻しますので、できる限り元の場所を覚えていると便利です。
ワイヤーとグリップを外す
真鍮の金色の金具の付いたワイヤーとグリップを外します。
ワイヤーの先の真鍮パーツは無くさないように!
仕組みは簡単で、グリップについている溝に、真鍮パーツとワイヤーを入れるだけです。
ワイヤーの溝がないグリップの場合
僕が交換したかったグリップはこちら
ネオファクトリーのセールで売っていた樽型のラバーグリップ。このグリップにはワイヤーを引っかける個所がありません。
「どうしよう」と悩んで探して見つけたのがこちらの商品!
このインナーグリップを装着して、その上から接着剤でラバーグリップを止めるという商品です!素晴らしい!
ハンドルグリップの取付
ここまで来たら簡単です。外した通りに新しいグリップを装着するだけです。
スイッチボックスを戻す前に、グリススプレーを吹いてあげるとワイヤーの滑りが良くなります。
その後、スイッチボックスを戻しちゃってOKです。
グリップの接着がない方は、ここでアクセルワイヤーの調整をして完成!お疲れさまでした!
ハンドルグリップの接着「ボンド ウルトラ多用途」
僕の場合、右ハンドルはインナーグリップに、左ハンドルは直接ハンドルバーに接着剤を使ってグリップを貼り付けていきます。
使う接着剤は、「ボンド ウルトラ多用途SU」。グリップ交換では定番の超強力接着剤。
まんべんなくボンドを塗って、急いでグリップをはめます!こちらの接着剤は10秒程度で固まってきちゃうので、本当に急がなければなりません!
完成!
まとめ
ハンドルグリップの交換は覚えてしまえば30分程度で終わる作業かもしれませんね!かなりイメージが変わるのでおススメのお手軽カスタムです!
アクセルワイヤーの調整など、僕は整備士ではないので自己責任でお願いします。