こんにちは、ジョージです。先日、僕の愛車ハーレーダビッドソンXL1200X(フォーティーエイト2013)のハンドル交換に取り掛かりました!
しかし!交換作業を始めてから、ブレーキホースが届かないことに気が付きガッカリ…。
というわけでやるしかなくなったブレーキホースの交換とブレーキフルード(ブレーキオイル)の交換。気合を入れてやっていこうと思います!
▼こちらの内容は「ハンドル交換」方法としてすべての工程を動画にしています!
まず大まかな作業の流れは
- ブレーキフルード(オイル)を抜く
- ブレーキホースを取り外す
- ブレーキホースを取り付ける
- ブレーキフルードを入れる
- エア抜きをする(これが大変)
となっています。上手くいけば30分程度で終わる作業です!
目次
スポーツスター(XL1200X)のブレーキフルード(ブレーキオイル)を抜く
まずは古いブレーキフルードを抜いていきますが、専用の道具も必要です。
この写真のようなゴムホースを使用していきます。僕はホースはホームセンターで購入しましたが、Amazonなどでも同じものが売っています。
ホースの内径は5mmで、長さは1m以上がおススメです。
下記商品はエア抜きで必ず使うポンプも付いているし、千円以下で安いのでおススメです。
赤丸を付けた個所に、ゴムキャップ付きのホース差し込み口があります。
キャップを抜いたら、ゴムチューブを差し込みます。繰り返しますが、ゴムホースの内径が5mmじゃないとオイルがこぼれるので注意です。
そしてチューブの反対はペットボトルに差し込みます。これで準備OK!
そしてホースの差し込み部分のボルトを緩めます。10mmで開けることができました。
この時点で古いブレーキフルードは出てきますが一応ブレーキを何度も握ります。これを繰り返していくとフルードが徐々に出てこなくなります。
ハンドルのブレーキ側に付いているタンクを開けます。普通のプラスドライバーでネジを2本外すだけなので簡単です。
このときフルードがこぼれる可能性が高いので注意してください。もしフルードがほかの部分に垂れてしまったら、塗装が落ちたりサビたりする可能性があるようですので、すぐにふき取りとります。
タンクの中に残っている古いブレーキフルードも拭き取り、きれいにします。そして再度、ブレーキをカチャカチャやってフルードを抜き切ります。
スポーツスターのブレーキホースを外す
今度はホースを外していきます。僕は新しいハンドルにするために120cmのブレーキホースを購入しました。ブレーキホースの交換作業は初めてで、どんなホースを買えばいいか不安な中、安いブレーキホースを購入しましたが、今のところ問題なしです!
使うブレーキホースの長さは、交換予定のハンドルに紐をあてて長さを測るのが一般的なようです。せっかく交換したのに長さが足りない!なんてことの無いように注意です!
通常、スポーツスターはブレーキホースを3点で固定しています。
一つ目はフロントホースの間。
これは非常に見づらい位置にありますが、3/16インチで外すことができます。僕はデイトナのインチ工具セットを使っていますが、安くて便利なのでおススメです!
続いて、フルードタンクの下にあるボルトを外します。ここのボルトは12mmでした。
案の定ブレーキフルードが漏れてくるので注意。
最後はこちら。ここも同じ12mmでした。
こちらもブレーキホースを外すと少し古いブレーキフルードが漏れてきます。
スポーツスター(XL1200X)に新しいブレーキホースを取り付ける
今回、新しいブレーキホースしか用意していないので、ボルトなどはすべて再利用していきます。
ブレーキホースの取付は簡単!
新しいハンドルにブレーキホースが届きそうで安心!良かった!
今回はハンドル交換のためにブレーキホースの交換をしたので、先にブレーキホースの交換をしてから、ハンドルの交換をして、最後にブレークフルードを入れる手順で作業しました。
ブレーキフルードの交換作業【カストロール DOT4】
新しいブレーキフルードを入れていきます。結論から言うとこの作業だけで僕は1時間くらいかかってしまったので、気合を入れて取り組みましょう!
使用していくブレーキフルードはカストロールのDOT4という製品です。
ブレーキフルードには「DOT4」や「DOT5」など、規格があるので自分のバイクに適応しているものを選んでください。
では早速ブレーキオイル(フルード)をタンクに入れます。
フルードを抜くためチューブを注射器型のポンプに差し込みます。
このポンプで吸い上げてみると
新しく入れたブレーキフルードと一緒に気泡が出てきます。この気泡が出てこなくなるまで、
- 吸い上げてはタンクに入れる
- タンクが空にならないようにつぎ足す
- ブレーキをカチャカチャやって送り出す
- 吸い上げてはタンクに入れる
を繰り返します。特に②のタンクが空にならないようにするのに注意!
「タンクが空になる」= 「またエアが入る」なのですべてがパーになります。
一般的にエア抜きと言われる作業ですが、安全に関わるので確実に、丁寧にやっていきます。
その結果
なんと40分間ずっとポンプをシュポシュポを繰り返していました。
と思って調べてみると、同じような人がたくさんいますね。そこでとある解決策を見つけました。
バイクの車体やブレークホースを揺すってみる。
といった簡単なものです。ホース内に溜まっている空気を揺らして送り出すことでエア抜きが終わるかもしれません。
そして
車体を揺すってみたら、数分で完全にエアが出ない状態にすることができました。もっと早く調べればよかった…
ブレーキホース交換完成
これでスポーツスターのブレーキホース交換は完成です。実際に走ってブレーキの効き具合などを検証してください。
カストロールのブレーキフルードは、交換後1500キロほど走りましたが問題なく使えていますので安くておススメです!
バイクの初心者カスタムはすべて自己責任でお願いします!